失業保険

基本手当て(失業保険・失業給付)

失業保険・失業給付(正確には基本手当て)についての情報をまとめています。

会社を辞めようと思っている人や会社が倒産しそうで不安な人は知っておいて損はないので必ず目を通しておいてほしいと思います。

受給資格

まず、下記で受給資格を確認してください。

  • 雇用保険の被保険者であること
  • 被保険者期間が退職日前日の1年間に通算で6ヶ月以上あること

※一月に14日以上働いていることが1ヶ月の条件となっています。(ケガや病気で14日以上休業した場合はカウントされないことがあります。)

たいていの場合在職中に雇用保険を支払っているため失業保険を貰うことができるでしょう。

ただし、保険金を払っていない中小企業もあるため確認が必要です。

給与明細から雇用保険料が差し引かれているかどうか一度見ておきましょう。(保険料の例:月収35万円の人の場合、保険料は約2100円/月)

もし雇用保険に加入していなかった場合、退職後、自分が会社に勤めていたことを証明できる資料をもってハローワークに相談すると最長2年間さかのぼって保険への加入が認められるようになっています。

この場合、本来雇用保険に支払うはずだった約「月給×0.006×24ヶ月」分の保険金を支払うことになります。(基本手当ての受給金額を考えると支払う金額を十分相殺できます。)

支給額について

給付額の計算方法は下記の通りです。

  1. 退職前6ヶ月に支払われた賃金の総額(税引き前の額、諸手当を含む、ボーナスは含まない)÷180×給付率(6~8割)=基本手当日額
  2. 基本手当日額×所定給付日数=総支給額

※基本的にはボーナスは給与に換算されないが、年4回以上支給される場合は賃金に含めて換算できる

※最大月額30万円

ただし、人それぞれ給付率や所定給付日数によって失業給付額が異なるので下記リンクを参照してください。

給付率は在職中の賃金の金額と年齢によって異なります。

所定給付日数は勤続年数と退社理由によって異なります。

ちなみに基本手当て(失業給付)は非課税です。

これから会社を退職するかもしれない人は失業保険(基本手当て)を申請し失業生活を少しでもゆとりあるものにしていきましょう。

※法律の改正があるかもしれませんので必ずハローワーク等で正確な情報をご確認ください。



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