宗教団体勧誘は日本で二番目に大学生が巻き込まれやすい事件
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宗教組織中心の団体に注意
宗教団体への勧誘に気をつけてください。
宗教活動自体はあなたを救ってくれるかもしれませんが行事に夢中になりすぎて事件に巻き込まれてしまう危険を伴うからです。
たとえば勧誘してくるのは普通の正当な教会や寺院だけではありません。
宗教の教え以前に、たくみな話術で“断りにくい”とか“楽しそう”な雰囲気を作り出して集会に参加するよう促してくることもあります。
「大学のサークルメンバーを募集しています」といわれてバレーボールに誘われたはずなのに、そこはバレーのサークルとは違う集まりで何をしているサークルなのか実態がつかめないということもあるのです。
宗教団体による大学生被害
大学生活は一人暮らしの寂しさや遊びたいという気持ちが強くなる時期でもあります。
そんな感情につけこんであなたの心に入り込んでくるのです。
しかも同世代の同じような境遇の学生が「一緒にやりましょう」と誘ってきてくれたらなかなか断りにくいものです。
勧誘は知らない人からしてくるとも限りません。中学時代や高校時代に仲の良かった友達が誘ってくることもあります。
2009年の文部科学省の調べによると大学生がかかわった事件で2番目に多いのが「宗教団体への勧誘」ということです。この年は全国でおよそ11万人の学生が被害にあったといわれています。
宗教の自由
宗教活動を否定しているわけではありません。むしろ宗教活動はとても大切なことだと思います。
もしかするとあなたが勧誘された宗教は素晴らしい教えを授けてくれて人生の糧になるかもしれません。
しかしながら下手をすると大学の講義に行けなくなったり多額のお金を請求されたり、最悪の事態としては洗脳され廃人同然になってしまうケースもあるのです。
誠実に活動している宗教団体の人もいらっしゃるので悪くは言いたくありませんが、オウム真理教のように不審な活動家が在籍する団体が数多くあることも頭に置いておいてください。
もし勧誘を受けて入団したいと思っても即決せずに、一度話を持ち帰り両親や友人に相談するように徹底してください。
少しでもおかしいと感じたら断る勇気を持ちましょう。
そして入団する場合は、宗教組織中心にならず“本来の信仰の意味”を忘れないで欲しいと思います。
source credit titles 1.Gather Around / gfpeck 2.Gathering of the Vibes / Matt Tillett