トーマス・エジソンの人生・名言

1300以上の特許を持つ男

実利を求める発明の天才

項目人物像データ
本名:トーマス・アルバ・エジソン
特徴:読書好き・ずる賢い・拝金的
得意科目:商業
出身大学:なし
大学の専攻科目:なし

導入

発明と起業の両方を成功させた天才トーマス・エジソン。

蓄音機、発熱電球をはじめ特許取得数はアメリカだけで1093件、他国では1300件にものぼる…

現代にも残る多大な発明を残した最も有名な発明王であり、
知的財産権の価値、アイデアの所有権の重要性を熟知していた起業家でもあるトーマス・エジソンについてお話していきたいと思います。

彼の性格が「問題が発生すると解決するまで没頭する」というものであることを知っていただいた上で彼の生涯、それにまつわる逸話、そこからにじみ出た名言を楽しんでください。

トーマス・エジソンの生涯

幼少期のエジソン

1847年2月11日、オハイオ州エリー郡のミランという町でオランダ人の父とスコットランド人の母の間にトーマス・エジソンは生まれた。

7人兄弟の末っ子で他の兄弟とは歳が離れていて事実上一人っ子のように育った。
愛称は「アル」(トーマス・アルバ・エジソンのミドルネームから)

トーマス・エジソンは幼い頃から学校の先生に対し「なぜ、どうして」と質問攻めにする好奇心旺盛な子どもで周囲の人を困らせる子どもだった。
小学校入学からわずか3ヶ月で先生から退学を勧められるほどの問題児だった。
母親は元学校の教師(学校の教師ではなかったという説もある)だったこともあり、トーマス・エジソンは母につきっきりで教育を受けた。

起業家の片鱗を覗かせる子供

7歳の頃、経済的な理由から一家はデトロイト近郊のポートヒューロンに引っ越すことになる。
トーマス・エジソンはこの頃から起業家の一面をのぞかせている。
自宅の家庭菜園で採れた野菜を販売していたのだ。
母親の教育の影響と強い好奇心がトーマス・エジソンに多彩な趣味をもたらした。

まず、トーマス・エジソン少年は読書が好きだった。
12歳になるまでには大人顔負けの難所をこれでもかというくらい読破している。
(例えば、ロバート・パーカー・パロットの「自然科学の学校」やニュートンの「自然科学の原理」、ギボンズの「ローマ帝国盛衰史」など)

読書のほかには化学の実験が好きだった。
これだけでも驚きだが、12歳の頃グランドランク鉄道で新聞販売をするようになった(やがて自力で新聞を発行するまでになった)ときの話しがある。(ちなみに貨物車の中でいろいろと実験もおこなっていた。

電信技士としての仕事に就く

16歳になったトーマス・エジソン青年はモールス信号技術をマスター。
(当時「速く信号の解読ができるモールス信号技師」として数本の指に入るほどの腕前)
この能力を活かして夜勤の電信技士の仕事に就く。
夜勤の電信技士の仕事では見張りが主だった仕事で毎日特別な労働はなかったが、会社に対して勤務していることを報告するため1時間ごとに信号を送ることが義務付けられていた。
これがあまりにつまらない仕事だったためにトーマス・エジソンは時計を使って1時間おきに自動的に信号を送る機械を発明し、仕事をサボるようになった。(これが生涯初の発明といわれている。)
この発明は失敗だった。
毎回きっちり1時間おきに信号が送られてくる上官に不振がられ、サボっていたのがバレ、クビになってしまう。
(バーで飲んでいたのがバレたという説と居眠りをしていたのがバレたという説もある)

電信技士から発明家に

仕事をクビになったトーマス・エジソンはルイビル、メンフィス、ナッシュビル、ボストンなど世界中をフリーの電信技士として転々とした。
この間に(21歳のとき)電気式採決記録機で最初の特許取得。

22歳のとき電信技士フランク・L・ホープと出会い意気投合(後に最大のパートナーになる男)。

同年、ゴールド・アンド・ストック社経営者のマーシャル・レファーツにエジソンの天才的な素質を見抜かれ熱烈なオファーを受けながら就職。(フランク・L・ホープも同時に採用されている。)
フリーの電信技士として世界中を転々としていた生活も、これで、ニューヨークで落ち着くようになり、徐々に発明に専念するようになる。

23歳のとき職場をニュージャージー州ニューアークのウォード通りへ移し、本格的に発明家としての道を歩み始める。
イギリスの数学者チャールズ・バチェラー、スイスの機械工ジョン・クルージ、といった名の通った仲間を引き入れ株券印刷機、モールス信号の高速解読機、電報用4重送信システムなど数々の発明をした。
(それらの発明の価値はトータルで40万ドルといわれている。)

結婚生活

新居も同ニュージャージー州メロンパークへ引っ越しており、トーマス・エジソンはその数々の発明と住んでいた地名にちなんで「メロンパークの魔術師」という異名をつけられた。

1870年から1876年までに45以上の発明に対する権利をとった。
この間に結婚もした。
(相手はメアリー・スティルウェルという女性。家庭ももったが仕事時間が長く会社に泊まりこむこともしょっちゅうだったため結婚生活は円満とはいえなかったといわれている。)

画期的な発明と訴訟

1877年、蓄音機の発明に成功する。
大成功もつかの間余韻に浸ることもなくフィラメントガラス球の実験(電球のもとになった)に移る。
画期的な照明器具ができるといって融資組合に折り合い、選りすぐりの頭脳を持つ人材を集め「エジソン電灯会社を設立」。
2年後の1879年、やっとの思いで商品化できる電球を開発することに成功。
(電球の開発は10年以上の特許訴訟を巻き起こすことになる。トーマス・エジソンは多くの開発で盗作疑惑をもたれ「訴訟王」のいわくも持つ。詳しく知りたい方は“ニコラ・テスラ”について調べてみるとよいと思う。)
訴訟中も実験、開発には没頭し、死ぬまで発明の手を休めることはなかった。

数々の発明品の開発と13社の企業立ち上げをした。
なかでもコンソリディテッド・エジソン社は現在もニューヨーク証券取引所に上場されているほどの大企業に成長した。(鉱山経営や「死者との交信実験」にも乗り出したがこれらはうまくいっていない。)

1931年10月18日他界。
葬儀の際、全米で彼の死を弔うための午後10時から1分間の消灯が行われた。

エジソンの発明品の例

  • 電話(グラハム・ベルが先に作ったという説のほうが有名)
  • レコードプレーヤー
  • 電気鉄道
  • トースター
  • 直流発電機
  • 電気照明システム
  • 電気計測システム
  • アルカリ蓄電池
  • セメント製造機
  • 映像と音声の同期を取ったトーキー映画
  • 潜水艦探知ソナーなどをはじめ現代にも多大な影響を残している

トーマス・エジソンにまつわる逸話

  • 学校で算数の授業中「1+1=2」という計算に「粘土を二つあわせたとき1つになるのはなぜ」と質問した(他にも先生を質問攻めにして困らせた)
  • 幼い頃、貨物車で実験中、トーマス・エジソンは火災を発生させてしまう。それが原因でガードマンに怒られ、耳を殴られ、鼓膜が破れ、片耳が聞こえなくなった。(列車に乗り遅れて耳を引っ張ってもらったことが原因という説もある)
  • ゴールド・アンド・ストック社にトーマス・エジソンを雇い入れるために経営者のマーシャル・レファーツは2万ドルが支払った。さらにエジソンの保有する特許権を3万ドルで買い取った。(当時の金額としては破格)
  • 蓄音機の発明が大成功し、まとまった金が入ったとき、ある肉屋が2年前の請求書を送りつけてきたが払わなかった
  • 研究所のドアにカギをかけて、問題に対する答えが見つかるまで部下を一歩も外へ出さなかった
  • 電球の開発に取り組んでいるとき、全く前進が見られず、多額の融資の重圧に耐え切れなくなり階段下の物入れに逃げ込んでモルヒネを打ち36時間眠り込んだ

トーマス・エジソン名言集

  • ほとんどの人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでヤル気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
  • あらゆるものには輝くダイヤが隠されている。磨けば光る。
  • 私たちの最大の弱点は諦めることである。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一度だけ試してみることだ。
  • もし私たちが自分にできることをすべてやったとしたら、自分でも大いに驚くことだろう
  • 失敗すればするほど我々は成功に近づいている
  • 失敗。これはうまくいかないということを確認した成功
  • 困るということは次の新しい世界を発見することである
  • 完璧だと思っても、もう一押しすればおまけが手に入る
  • 成功に不可欠なのは肉体的にも精神的にも疲労を溜めずに、一つの問題にエネルギーを注ぎ込める能力である
  • 楽しみながら学ぶのがベスト
  • 決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。
  • 発明するためには豊かな想像力とごみの山が必要だ
  • 世の中が必要としているものを常に探せ
  • 首から下で稼げるのは1日数ドルだが、首から上を働かせれば無限の富を生み出せる。
  • 天才は1%のひらめきと99%の努力から生まれる(1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄であると訳される場合もある)
  • 私は決して失望などしない。どんな失敗も新たな一歩となるからだ。
  • 成功に不可欠なのは自分の力を一点に集中することである。
  • 頭は筋肉同様、鍛えるほど強化される
  • いつでも必ず、もっと良いやりかたがある。それを探せ。

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ニコラ・テスラ 秘密の告白 世界システム=私の履歴書 フリーエネルギー=真空中の宇宙

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