埋没費用効果/8つの認知のゆがみ

あなたの心に潜む埋没費用効果にご注意

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埋没費用効果とは

ギャンブル

埋没費用効果とは、これから支払うことになる費用より、すでに支払ったか、支払うことが決まっている費用のほうを重視する傾向のことをいいます。

埋没費用効果が、あなたの気持ちの中にあらわれると要注意です!

結果的にあなたにとって良い結果を生み出す選択肢があっても、間違った選択をしてしまう原因になるからです。

どういうことかというと、ガチャガチャやガチャポンと呼ばれる100円を入れておもちゃが出てくる機械を知っていますか?

もう少しで目当てのおもちゃが出そうだと思うと、ついつい何百円も使ってしまいます。500円も入れて出 てこなければ諦めるという選択肢もあるでしょう。しかし、ここであなたは考えてしまいます。「500円も入 れたのだから、そろそろ出るだろう!ここで諦めたら500円もかけた分、損したことになるではないか!」 そして600円、700円、800円…と使ってしまうのです。

パチンコでよく聞く話を例にとってみましょう。

「この台には2万円も突っ込んだ、そろそろ出そうな気がする!でも、ここでやめておけば昨日の儲けの2万5千円以内に損失が抑えられるから今日は止めて来週の新台入れ替えのときに再挑戦したほうが得策かもしれない…でも2万円も投入したのだから、取り返さないともったいないなぁ。よし、もうちょっとお金を投入しよう!」

これは埋没費用効果があらわれている前兆といえるでしょう。

もう一つ例を挙げてみます。

どこかの大手企業A社があったとします。A社は10年間に10億円かけて事業をおこなってきました。今、これまでとは違った全く新しい事業を始めればもっと儲かるということがわかりました。しかし、これまでに10年・10億円という費用を投入してきた古い事業に固執してしまいます。「こんなに時間とお金と労力をそそいできた事業を手放すわけにはいかない」と…

これこそが埋没費用効果です。

もし、埋没費用効果の罠に引っかからなければ、冷静な判断ができたはずです。

  • 500円かければ質屋で目当てのガチャガチャのおもちゃが手に入るはずだ
  • 今日はさっさと手を引いて、新台入れ替え日や勝てるときに資金を取っておこう
  • これまでの事業ではお客様のニーズを満たせなくなってきている。固執せずに新事業の案を進めてみよう!

日常に潜む埋没費用効果

「私はギャンブルのようなことはしないから大丈夫」そう思ったあなたも、これまでの日常を考えてみてください。

「あと一個買っていただければ10%オフにしますよ」といって商品をすすめられて、これまでに9個も買ってるんだから、あと一つ買って10%オフにしてもらおうと考えたことはありませんか?

全身高給ブランドの服で揃えてきたけれど、インナーだけユニクロ…せっかくここまでこだわってきたのだから、次はあのブランドのインナーを買わなければ…そんな心境になったことはありませんか?

埋没費用効果という心理は誰しもが心のどこかで戦った経験があるでしょう。

埋没費用効果には注意してください。

埋没費用効果との心理的戦いに勝つための方法があります。

それは、「もし、今までにお金を使っていなかったとしたら自分は今からお金を使うだろうか?」という質問を自分自身に問いかけることです。

目標に向かってお金を使っているとき、買い物をするとき、もったいないと思ったとき…
是非、冷静になって自分自身にこの質問を投げかけてみてください。

[→「一番初めにしてほしいこと/それは目標設定」のページから来られたかたはコチラからお戻りください]



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