ボディタッチ
本能への刺激と皮膚感覚

ビジネスシーンではそれほど重要視されていませんがボディタッチは非常に効果的なアプローチの方法のひとつです。
人間の感覚器を考えてみてください。視覚は目、嗅覚は鼻、味覚は口、聴覚は耳と比べて皮膚感覚は体全体の皮膚が器官となっているため非常に重要な役割を果たしているともいえます。
そして皮膚感覚は人間の持つ五感のなかで最も古い感覚です。
危険な物質に触れると反射的に体を動かし回避行動に移ることからもわかるように最も緊急性が高い感覚といえます。(皮膚で触れて痛みを感じたら危険を察知し防衛する仕組みが出来上がっています)
皮膚感覚はヒトが生存していくなかで最も不可欠な感覚といわれているのです。
触れ合うことの重要性

ヒトはセックスし触れあうことで種を存続するようにデザインされている生き物なのだということを考えてみればどれほどボディタッチが重要なことか理解していただけることでしょう。
「触れ合い」を大事にする人たちは円満な夫婦関係を築くことができることもわかっています。
人間は触れることによって二次元の視覚情報を三次元としてはじめて捉えることができるというのも重要なことでしょう。
幼児期に母親に抱っこされる機会が少なかった子は脳機能が損なわれたり免疫機能が弱まったりすることもわかっています。
皮膚感覚が快楽を与えてくれなければ恋人との関係も上手くいかないことでしょう。
好きな人と円満な関係を続けたい方だけでなくどうしても相手の懐に入ることができない“イイ人”や子育てを控えるお母さんにも是非ともボディタッチを意識してみてほしいものです。
許容範囲を知る

いくらボディタッチがスキンシップに有効な手段だとしても人間にはテリトリー(自分の侵されたくない領域)というものがあります。
テリトリーを越えて突然ボディタッチを試みると不快感を与えることになりかねません。
ボディタッチは一歩間違えて使うと諸刃の剣なのです。
特に人間は不意打ちをくらうとビックリして恐怖を覚えます。
ある程度お互いを認識しあい自然に会話ができるようになるまではボディタッチは控えたほうがよいかもしれません。
ある程度仲良くなってきたなというところでさりげない会話中ボディタッチをするとよいでしょう。
最初のうちは冗談を交えたり談笑をしたりして笑いながら触れ合うことが緊張感をやわらげてくれるでしょう。
敏感な部位

感覚を感じ取る皮膚の部分のなかでも手、唇、顔、首、舌、足は特に重要です。
最も研ぎ澄まされた神経をもっているのは指先、次いで手、そして唇、首、舌、足と続きます。
肩や背中ざっくりとした感覚しか感知できませんが、手や指先でものに触れると温度や形など様々な情報を読み取ることができます。
映画「ET」で宇宙人のETと人間の少年が指先を合わせてコミュニケーションをとっているところをイメージしてください。とても自然に友好関係を築いていると思いませんか?
ビジネスシーンでも、一時期ZIMAというカクテルがシリコンでできた唇を付属品にして販売し話題になりました。
(キスから得られる快楽を意識。)
もし何の面識もない他人にこれらの敏感な部分を触れられるとどう思うでしょう?ちょっとビックリしますよね?恋人同士ではどうですか?
はじめのうちは敏感な部分ではなく肩や背中に違和感なくタッチすることからはじめるとよいかもしれません。
(※肩や背中と比較してお尻もざっくりとしか感覚を感知できませんが、性的にやらしいので突然触るのはよくないです。)
ボディタッチの方法(論)
好きな男性に自分を意識してほしい場合ボディタッチはかなり有効です。
出合ってまもない頃は肩をポンっと軽く叩く程度であなたの存在を意識させることができるでしょう。
ただしそれほど親密でない間のボディタッチはさりげなく自然にするのが妥当です。
ベタベタしすぎるのを嫌う男性がいることも忘れないで下さい。
なにかとセクハラが問題になる物騒な世の中ですのでご自分の立場と相手との距離を考えた上で親密になれるボディタッチを考えてみてください。
最後に男性の方へ、女性は10秒以上キスをし続けると官能度が増すといわれています。
[警告]深い関係になってからにしてください!