記憶

記憶の曖昧さを理解して“できる大人”に変身しよう!

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ショッピングモールの実験

記憶を思い出そうとする男性

人間の記憶というものはとても曖昧なものです。

特に、無意識の内に脳の中で改ざんされることがあるので気をつけなければいけません。

認知心理学の世界的権威、エリザベス・ロフタスという人が次のような実験をしました。

「ショッピングモールの実験」

【実験方法】

数十名の被験者を集め、彼らの家族から被験者の幼い頃の出来事を教えてもらう。

その上でそれぞれの被験者と個室で4つの出来事について話をする。

4つの内3つは家族から事前に聞いておいた実際の出来事についての会話で、1つは架空の話をする。

その架空の話とは「被験者が5歳の頃、ショッピングモールで家族とはぐれ、老人に助けてもらった」という内容のもので、この話を聞いた被験者がどのような反応を示すのかを実験した。

【実験結果】

実験の結果25〜30%の人が、体験していないはずの「ショッピングモール事件」について詳細に語り始めた。

例えば迷子になった店のことや助けてくれた老人のシャツの色などの記憶をねつ造して語ったのだった。

この実験から、私たちの記憶がいかに曖昧なものなのかが分かると思います。

架空請求に気をつけよう

メモをとる女性

近年、架空請求などの詐欺被害も多発し問題になっています。

これは記憶違いが原因で発生する最も危険な事件の一つともいえるでしょう。なぜなら注文してもいない商品に対してあたかも過去に注文したかのように多くの人がお金を振り込んでいるのですから。

もしかするとあなたはショッピングモールの実験結果をみて、たかが25〜30%の人だから自分は大丈夫だと思ったかもしれません。しかしながら架空請求などの詐欺被害に遭った人に限って「自分に限っては大丈夫だと思っていた」「まさか自分が…」などと言うのです。

別の実験の話になりますが、買い物を終え店から出てきた人に“どうしてそれを購入したのですか?”というアンケートをとっても正確に理由付けできる人はほとんどいないという研究結果もあるほどです。(『マーケターの知らない「95%」 』や『影響力の武器』という本のなかには、どれだけ私たちの脳が買い物に対して無意識的なのかが記されています。)

もし記憶についての曖昧さを理解してもらえたなら、日頃からメモをとる習慣を身につけるのが得策です。特に重要な事柄を他人に伝えなくてはいけないとき、例えば仕事や勉強をする上では記憶を補助するためにポスト・イット(R) 強粘着ノートなどのツールを活用したいものです。

記憶することも重要ですが、記憶は曖昧なものだということも認識しておきましょう。

関連記事:架空請求の予防と対策



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