手紙・はがきの書き方
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手紙・はがきは大人のマナー
月 | 挨拶 |
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1月 | 初春の候、迎春の候、寒さ厳しき折から |
2月 | 立春の候、余寒の候、梅の蕾(つぼみ)がほころび |
3月 | 早春の候、春暖の候、日増しに暖かくなってまいりました |
4月 | 春暖の候、陽春の候、春たけなわとなりました |
5月 | 新緑の候、若葉の候、さわやかな風のふくころ |
6月 | 梅雨の候、初夏の候、紫陽花(あじさい)の咲くころ |
7月 | 盛夏(せいか)の候、酷暑(こくしょ)の候、暑中お見舞い申し上げます |
8月 | 残暑の候、晩夏の候、残暑厳しき折から |
9月 | 初秋の候、新涼の候、朝夕涼しくなりました |
10月 | 秋冷の候、錦秋(きんしゅう)の候、菊薫る好季節となりました |
11月 | 晩秋の候、向寒(こうかん)の候、落ち葉が舞い、木枯らしが吹き |
12月 | 初冬の候、師走(しはす)の候、年の瀬も至り |
最近はメールが手軽にできるようになり、手紙やはがきを出すことは少なくなりました。
しかし、就職活動のときだけでなく社会人になると知らないと恥ずかしい手紙(文書)のマナーがあります。
就職活動のとき、きちんとこのマナーがおさえられていないと不利な判断をされることは間違いありません。
一般常識としても必要な知識ですので知っておきましょう。
文書を書くときの形式
文書にはある程度決まった形式があります。
基本的には横書きで書きましょう。
(ただし、お祝い事や不幸があったときなど儀礼的な場合は縦書きにして格式高く書いたほうがよいでしょう。
一件の内容につき一枚の用紙におさめましょう。
筆記用具は黒かブルーブラックのペンを使用するようにしてください。
書き損じたり、汚してしまった場合は修正液を使わず新しい用紙に書き直してください。
「です」「ます」調で書きましょう。
あたりまえのことですが敬語を正しく使いましょう。
文章の頭をきちんと揃えて書くときれいに見えます。 (パソコンのほうがきれいに作成できますが、手書きで丁寧に書いていると気持ちが伝わります。)
- 日付は文頭の右寄りへ書く
- 宛名「株式会社○○人事課御中」のところは少し大きめの字で書く
- 文章は「拝啓」をつかい、その後1文字あけるか改行する
- 時候の挨拶(下図参照)と相手の会社の繁栄を喜ぶ文を書く(個人の場合は健康を気遣う文を書く)
- 一文字あけて「さて」「実は」「ところで」といった起こし言葉を入れて本文に入る
- 用件はダラダラ書かずに簡潔にわかるように心がける
- 「ご多忙の…」のところからは末文になり、本文とは行を変えて一文字あけて本文の用件をしめる言葉を書く
- 「拝啓」で始めた場合は「敬具」で閉じる(「前略」で始めた場合は「草々」で閉じる)
- 自分の所属と名前、住所と連絡先を書く(住所は郵便番号から書いておくこと)
最後に自分の書いている文章に書損じや間違っていることを書いていないか必ず確認してください。
