企業分析ノートの作り方
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企業分析ノートを作る理由
就職活動を制すためには企業分析が欠かせません。そこで企業分析ノートを作ることをオススメします。
企業研究をするとき大学の資料や企業パンフレット、インターネット、新聞、ニュース…さまざまな情報ツールがあると思います。
それぞれ莫大な量の情報があり、すぐ手元で見ることができないものもあります。
そんなとき企業分析ノートを作っていれば自分が注目した情報だけをすぐに(持ち歩いているときなら)いつでも見直すことができるようになるのです。
例えば就職活動をする上で企業を調べていると「なんとなくいいな、後で詳しく調べてみよう」と思った会社があっても後になって「アレ、どこの会社を調べたいと思ったんだっけ?」「この会社のどこがイイと思って調べようと思ったんだっけ?」となったりすることがあります。そんなときにも企業分析ノートは役に立ちます。
もちろん企業分析ノートは実際に就職試験を受ける直前にも役に立ちます。
そしてなにより自己分析を行いながら「なぜこの企業に興味をもったのか」といったポイントを書き記していくとあなたの求めている企業がどのようなものなのかが鮮明に見えてきます。
手間がかかるので面倒かもしれませんが、もしここで数ヶ月の時間を投資し損ねたら一生後悔するかもしれません。
次にあげるポイントを押さえて効率よく就職活動をすすめられるよう工夫してみてください。
企業分析ノートの作り方
自分なりのひな壇があると企業どうしを比較しやすくもなり、企業研究ノートを作っているだけでも会社の長所・短所が見えてきたりします。
用意するもの(いずれか一つ選んでください。)
ノート | ルーズリーフ | ブログ |
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ノートを用意する場合、業種別に数冊(4〜5冊)購入しておくことをオススメします。業種が1ページ1ページバラバラに記入されていると読み返すのが大変になります。 付箋(ふせん)を付けたり、目次ページを作ったりして活用方法を工夫しましょう。 大きさは持ち運びしやすいものがよいと思いますがあまりに小さすぎるとコピーした記事を貼り付けるのが困難になったりノートが見づらくなったりするので気をつけましょう。 |
ノートに比べて後からページをつけたしていけるのでルーズリーフの方が重宝するかもしれません。 ただし整理が行き届いていないとせっかく調べた情報を紛失するリスクもあるのであなたの性格やライフスタイルに合わせてノートと使い分けるとよいでしょう。 |
ブログを活用するのも一つの手段です。 インターネットの情報をコピーしてネット上にまとめておけば携帯電話やスマートフォンからいつでも企業研究した内容にアクセスできます。 ブログならタグをつけて管理できるので情報の整理も簡単です。 ただしコピーした情報をそのまま利用すると著作権の侵害になりかねませんので一般公開は控え個人の閲覧設定に留めて利用するようにしてください。 ※URLリンクをまとめておくのは問題ありません。 |
記入内容について工夫してみるといいこと
自分なりの記入のルールをつくっておく |
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毎回バラバラの内容を書いていては後から企業を比較するとき役に立ちません。 記入のルールを設定しておくようにしましょう。 よくみる求人票のコピーを土台にネットの情報をあわせていくのも良いですし、次のようなひな壇を自分で用意してもよいでしょう。
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時間効率を考える |
企業分析ノートは誰かに提出するためのものではないのであなたがわかりやすいものにできればよいのです。 時間効率を考えたノート作りをしましょう。 書き写す時間がもったいないと思ったら積極的にコピーを利用しましょう。 また、資料がある場所をメモしておいて後から調べ直しができるようにしておくのもよいでしょう。(記載例:就職支援科の棚の何列目の何段目の「○○会社」に企業情報がある) 他にもインターネットを使ったとき自分が検索したキーワードや、ページにたどりつくまでの順番をメモしておくのもよいでしょう。(記載例:「会社名」で検索して→会社のホームページのTOPメニュー→採用情報ページ) |
余白を大きくとる |
企業研究は企業説明会や面接、試験をした後に書き足すことも多々あります。 何度も書き加えられるように左ページに情報を書いて右ページを開けておくくらいの気持ちで余白を大きくとっておくとよいでしょう。 書き始めをそろえると後で見やすいノートができるので意識してみてください。 |
大事なこと
企業研究をするときにノートをとらずに毎回ボンヤリしていたのでは何度も同じことの繰り返しでかえって時間を無駄に過ごしてしまいます。
大事なのはあなたの就職活動を実りあるモノにすることです。
就職活動をスムーズに終わらせ、勝ち取った就職先で失敗しないことです。
「この会社は前にもいいと思っていたんだな」ということがわかるだけでも全然違いますので企業研究ノートを一冊作ってみてください。
企業分析ノートとは別に自己分析ノートを作っていると自分自身のことについても理解が深まり企業とあなた自身のマッチングをより上手くいかせることができるようになります。
source credit titles 1.Building - Skies the limit / jphilipg/http://farm4.static.flickr.com/3100/2736548715_fcfda6c30d_m.jpg 2.Analyzing Financial Data / Dave Dugdale/http://farm5.static.flickr.com/4124/5099605109_bd04b3c786_m.jpg