需要とは〜互いに幸せになるための道〜

ニーズとウォンツの先にあるもの

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需要とは

ニーズ・欲求という視点をもう一段階発展させたものが「需要(demands)」です。

相手の需要を満たすことができるようになるとWIN−WINの関係を築くことができ、お互いに幸せになることができます

前回【人のニーズ・欲求を考える習慣をつけよう】で相手の欠乏しているものを察知し、欲求を満たすものは何か考える習慣をつけると周囲の人たちから良い印象をもってもらえ、あなた自身も気持ち良く暮らせるようになるというお話をさせてもらいました。

そこからさらに需要を満たすことを考えられるようになるとより一層あなたは幸せになることができるのです。

需要とはマーケティングの世界では「購買力をともなう欲求」と表現されます。

つまり、どんなに欲しいと願っても手に入れる手段がともなっていなければ手中に収めることはできないので、人は自分が手の届く範囲で代価品を入手して満足感を得ようとするのです。

わかりにくいので例を挙げると、300万円の高級腕時計が欲しいと思っていても月々のお給料が20万円では生活を圧迫するだけなので妥協して満足いく程度の10万円の時計を人は購入するということに似ています。

イギリス王室が使用しているロールスロイス製の車を欲しいと思っても、一種の交通手段を手に入れたいという欲求は日産のマーチで満たされてしまうのです。

ほとんどの人はニーズとウォンツ(欲求)を考えた上で需要を設定します。

あなたがその需要を満たすことができれば最小限のエネルギーで最大限の効果を引き出すことができるようになるのです。

ただし、需要を上回るもの(事)を与えるということはもっと喜ばれるでしょうが、ここでは需要についてお話しているので「それができる・やりたい」と思った方はどうぞ需要以上のことをしてあげてください。

イラっとされた方はすみません。マーケティングは経済学(ミクロ)の一つですのでこのような考え方になってしまうのです。

好きな人へのサプライズで需要以上のものをプレゼントするというのは非常に良いことだとおもいます。

ただ、あなたのお財布としっかり相談してあなたの需要と合致していなければお互いに幸せになることは厳しくなるということがいいたいのです。

人のニーズとウォンツ(欲求)がなんとなくわかりだしたら、次のステップとして需要を満たせるように努力してみてください。

そうすることであなたの目標はより明確なものにすることができるでしょう。


参考文献(引用):コトラーのマーケティング入門



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