目標達成のためのサイクルとプロセス
目標達成のためのサイクルとプロセス

突然ですが、PDCAサイクルといわれるものをご存知でしょうか?
PDCAとは
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(振り返り)
- Action(改善)
これら4つの頭文字をとっています。
ビジネス業界では多用される言葉ですが、日常生活で意識している人はすくないのではないでしょうか?
就職活動にPDCAサイクルを取り入れた例
実は人生を成功させている人の多くはこのPDCAサイクルを日常に上手く取り入れている人なのです。
例えば、就職活動を成功させたい2人の学生がいるとします。
タロウくんは全く計画性がなく、PDCAの“P”の字も学ぼうとせず毎日バイトに明け暮れる日々。何かやらないといけないとは思っているものの計画を立てるという発想もありません。
ジロウくんはPDCAサイクルを理解していて毎週月曜日の放課後に就職科へ足を運び、計画を立てる時間を30分だけ確保しています。
PDCAサイクルを意識していないタロウくんは、流されるままに企業の就職試験を受けに行き面接をうけ、採用してもらえるまで同じ事を何度も繰り返していきます。
一方、PDCAサイクルを意識しているジロウくんは | |
Plan: | まずはじめに志望企業を選び試験日を確認し、その期日までに「自己分析」、「企業研究」、「履歴書作成」、「面接練習」、「第二希望の企業を受ける」、「本番」と順序だてて筋道を立てます。 |
---|---|
Do: | 次に計画通り行動をしてみて |
Check: | 計画通りいかなかった問題点や新たに見つかった自分の課題をあぶりだし |
Action: | 問題点がわかったら改善案を立て、本番でさらなる力を発揮できるよう計画を練り直します。 |
そして就職試験の度にグングン成長していきます。
もし、あなたが採用する企業側だったら、タロウくんとジロウくんのどちらを採りたいと思うでしょうか。
目標設定のプロセスとは

このPDCAサイクルはあらゆる目標の達成に役立ちます。
目標ができるたびに意識して使ってみるよう心がけてみてください。
PDCAサイクルがどのようなものなのか、ここまでで基本をご理解いただいたところで、あなたにも上手なPDCAサイクルの利用方法を知ってほしいと思います。
PDCAサイクルの始まりはプランを立てることです。
まずは、このプランを立てるときの考え方、目標設定のプロセスをみていきましょう。
長期目標と短期目標

特に「計画を立てる=PDCAのP=PLAN」の部分に注目していただきたいと思います。
実はココで目標達成までの道筋が決まってしまうためPDCAサイクルのPlanの部分にはしっかりと時間をとらなければいけません!
ダイエットを成功させる人の多くは「月曜日からダイエットを始める」という統計的データがあります。
なぜ「月曜日からダイエットを始める」と成功できるのかというと、時間のある日曜日にしっかりとした計画をたててから翌日の実行に移るからだと考えられています。
計画をたてることに時間を使うことがいかに重要かご理解いただけるでしょうか?
目標設定には、10年・5年・1年といった長いスパンで考える「長期目標」と、半年・1ヶ月・1週間・1日といった短いスパンで考える「短期目標」の2種類があります。
長期になればなるほど大きな目標をかかげる場合が多いので大きな目標を「長期目標」、小さな目標を「短期目標」ということもあります。
例えば『1年で体重を10キロ減量する』という目標は長期目標になり、『一週間でダイエット本を読む』『1ヶ月ジムに通い筋トレで筋肉をつけ代謝を上げる』『今日はTRFダンササイズで脂肪を燃焼する』などは短気目標になります。
他にも例をあげると、長期的な目標には『1年後にフルマラソンを完走する』というようなことも挙げられます。
そして、短期的な目標には『今日から毎日走る時間を1時間確保する』、『20キロを一度も休まず走りきる』などが挙げられます。
長期目標(大きい目標)を達成するために短期的にどうすればよいか道筋を考えておくと目的を見失わずに目標を達成しやすくなるのです。
余談になりますが、長期目標を考えた上で短期目標を設定していくと時間管理も上手くなります。
「PDCAサイクル」のPの部分に「目標設定のプロセス」を加える
そこでPDCAサイクルを次のように考えてください。
PDCAサイクル【改】
- まず、大きな目標設定をする
- →大きな目標を実現すための小さな目標設定をいくつか考え優先順位を決める。
(できれば評価基準も作成しておく。) - →小さな目標を一つ実行に移す。
- →評価する(または、してもらう)。
- →大きな目標に向かって新らしい小さな目標を設定する
(2に戻る=次のステップ。最終目標を達成した場合は1に戻る)
このように「PDCAサイクル」と「長・短期目標」を組み合わせてほしいのです。
最終的に大きな目標を達成することができれば最高です。
ここでまた一つ重要なポイントを付け加えていることに気づいてもらえたでしょうか?
実はこの強化されたPDCAサイクルにはプランの部分以外にも強化された部分があります。
それはチェック(C)の部分です。
このチェックの部分ですが、PDCAサイクル【改】では「振り返り」ではなく、あえて「評価する(または、してもらう)」と記述させてもらいました。
ここに「達成感」というスパイスを加えてほしいと思います。達成感や満足感は、あなたの目標達成をグンと引き寄せる効果があるのです。
達成感を夢実現の原動力にする

「達成感」は目標達成のプロセス(=成功)に欠かせない大切な要素といえます。
「達成感」は快感となり次のステップに行くとき「やる気」になります。
やる気があれば目標達成をグッと近づけることができるというのはあなたも感じたことがあるのではないでしょうか?
そこで達成感を得る方法も学んでいただきたいと思います。
いきなり答えを言ってしまいますが、「達成感(快感)」を得るコツは「ちゃんと実行さえすれば楽勝でできる」という小さな目標から始めることです。
人はなぜテレビゲームに熱中してしまうか知っていますか?
それは初めのミッションが“割と簡単にクリアできる”からです。
いきなり難しいミッションが与えられたらやる気がおきません。
人生でも、ふがいない結果に終わって落ち込んでやる気を失ってしまう、もしくは先行きが不安で押しつぶされそうになってしまう人が多いのも事実です。
ゲームクリエイターはそれを知っているので、ゲームの最初には“割と簡単なミッション”が与えられるのです。
最初のミッションをクリアすると新しいステージが登場したり、より強い武具が作れるようになったり、新しいキャラクターが使えるようになったり…クリアしたという喜びとともに嬉しいご褒美が待っています。
そして次のご褒美をもらうためにまた新しいミッション、次はもう少し難しいミッションをやりたくなるのです。
そして数々の小さい目標を達成していきながら徐々に難易度の高いステージへと進んでいくようになっているのです。
人生もこれと似ていて小さなミッションを実行していきご褒美を獲得しながら最終地点へと進んでいくべきなのです。
ご褒美は何でもかまいません。大きい声で「ヤッタゾー!」と叫ぶだけでもいいのです。とにかく満足感・達成感が得られれば「やる気」は増幅するものです。
この達成感が次のステップに移る大きな原動力となるのです。
余裕のある計画をたてる

もう一つPDCAサイクルを実践していく上でアドバイスさせてほしいことがあります。
それは短期目標の実行から評価するまでの期間を2週間に設定することです。
この方法をすすめる理由は私が霊的な何かを信じているとかそういう話ではありません。
仮に、毎日ギッチリ埋め尽くされた計画をあなたが立てたとします。
すると、日によって「今日は息抜きがしたいな」という日もでてくることでしょう。
旧友から電話がかかってきて長電話をしてしまったり、思わぬ来客が来たりして計画が崩れてしまうことも考えられます。
それが原因でPDCAサイクルから「達成感」を奪ってしまっては目標を達成する「やる気」を損ねてしまうことになり成功を遠のかせることになりかねません。
そんなとき“2週間”という期間は、余裕をもって確実に目標を達成していくための計画をたてるのに最適な期間なのです。
もし2週間以内に計画をやり終えることができたのであれば、自分のペースで次のステップへ移ればよいだけのことです。しかも達成感はより大きなものになります。
これは目標達成をするための目標の管理にもなります。
ただし目標達成のサイクルとプロセスさえ理解していれば、あなたの目標を実現するための期間は2週間でないといけないわけではありません。
人間の欲望は無限に大きくなることがある

長くなりましたが、最後に一言。
人間は欲深い生き物です。
達成感をエサにどんどん新しい夢や目標を設定していきます。
しかし、逆に目標設定とPDCAサイクルを繰り返していくうちに完全燃焼してしまう人もいます。
適度に感情をコントロールし、時には息抜きをすることも必要かもしれません。
ちょっと疲れを感じたときや、目標達成がうまくいかなかったときはCHECK「振り返り」とACTION「改善」の段階で妥協することも、長期目標を手に入れるために最善の策になることもあると覚えておいてください。
目標は常に進化していくものです。やってみてはじめてわかることも多々でてきます。
そんなとき自分自身と正面から向き合って、最善の計画を立てていけるよう努めてください。
目標設定のサイクルとプロセスを理解して、あなたの目標が、楽しみながら実現されることを祈っています。
