善競争しよう

目標を達成するための競争法や争いの可否について

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悪競争をやめよう。そして善競争をしよう!

勝負する二人

私は競争することは非情に良い事だと思っています。

なぜなら競争をすることで進歩発展できることがとても沢山あると感じるからです。

例えば過去の自分自身を越えようと粉骨砕身するだけに留まるよりも他人と競った方が進歩の速度を上げることができます。

私は野球部に所属していたのですが、諸先輩方をみると「あの人を超える実力を身につけたい」といつも思っていたものです。そのおかげで中高大学と2年生のとき最も実力を伸ばすことができたと感じています。もちろん同級生からも大きな影響を受けました。

また、競争はライバル視されている側の人にもよい影響を与えることがあります。追いかけられる立場の人は、今の自己の能力に慢心することのないよう心に緊張感を持たせることで生活にハリを生むことができます。

このように競争は、生きるうえで多大な幸福感を味わわせてくれる“成長”と“貢献”を同時にもたらす作用があるのです。

悪競争とは

しかしながらこのような善競争とは裏腹に悪競争があることも事実です。

世間には、自己の能力を高めるのではなく他人に対して根も葉もない噂を立てたり、大事な道具を隠したり、情報を盗み取ったり、ケガをさせたりといった卑劣な行為を働く輩(やから)がいます。

それを代表する例が、他人の領土を奪って自分の国の富を増そうとする戦争でしょう。

競争も、嫉妬心からπ(パイ)を奪ってやろうという心がけではいけないのです。

もしあなたが目標達成のために悪競争を働いているのなら、パラダイムシフトを起こし“第3の案”を生み出す努力をしてください。

キリスト教でいうところの“愛”や仏教でいうところの“慈悲”、論語でいうところの“仁”といった思いやり深い心をもって裏返しの世界を理解しようと努めてください。(本来“愛”を説いているはずの聖書から他人を絶対に認めない心が生み出されている矛盾も嘆かわしい歴史です。)

道徳に反する行いから生まれた富は長続きしないことは歴史的にみても明らかです。

悪競争を改め、相乗効果で良くなることを目指しましょう。

なにより競うからこそ生まれる励みがあります。目標を達成するためにも、ライバルの存在を認め善競争をしましょう。



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