心の深層部を自分で説得する必要性
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深層自己説得をする
あなたは、“深層自己説得”を行うことでようやく心の底から目標達成に向かい始めることができるようになります。
深層自己説得とはナポレオン・ヒルが著した「思考は現実化する(Think and grow rich)」のなかに出てくる言葉です。自分自身で心の奥深くに眠っている潜在意識に語りかけることで意識と無意識の方向性を100%合わせる方法です(だと私は認識しています)。
引き寄せの法則の項でも触れましたが、あなたの根幹には“潜在意識”があります。
潜在意識は無意識の行動を引き起こします。
潜在意識がともなっていないと、まるで他人に操られているかのようにダラダラとした時間を過ごしてしまうなど、意識的に目標に向かっているつもりでも“つい”不本意な行動をとってしまうのです。
もし目標を設定しているにも関わらず怠けグセが治らないのであればあなたは深層自己説得をするべきでしょう。
深層自己説得の方法
それでは深層自己説得を行う方法をみていきましょう。
ナポレオン・ヒル博士は次のような3つのルールを提唱しています。
- 誰にも邪魔されない、静かな場所を選んでいただきたい。さしずめ就寝前のベッドの中でもよい。目を閉じて、あなたが貯めたいと思っている金額と、いつまでに貯めるのかについて書いたものを読み上げる。自分で自分の心の声を聞くことになる。そうして、すでにお金を手にした自分の姿を心に描く。…省略
- あなたが貯めようとする金額が目に見えてくるまで、つまりこの暗示の言葉が心の中で本当に自分のものになるまで、毎朝、毎晩繰り返す。
- その宣言文は良く見える場所に貼っておく。寝る前に読み、朝起きたらすぐ読む。
この方法を心の底から実践することで潜在意識は、意志と同じ方向を向いてくれるようになるでしょう。
なんだかうかがわしいおまじないのようですが理論的にも間違ったことはいっていないのです。
もし心の底から深層自己説得の効果を信じることができないのであれば引き寄せの法則の項や脳科学(特に潜在意識)に関する書籍を読んでみてください。
きっと深層自己説得の秘めているパワーを認識することができようになると思います。
深層自己説得をした人としていない人の違い
深層自己説得の効果を示す例があります。
各界の著名人を輩出していることでも有名なエール大学で生徒に「書き留められた目標をもっていますか?」というアンケートをとりました。ちなみにイエスと答えた学生は、全体の5%足らずでした。
その後20年間に渡り、生徒の追跡調査をエール大学は行いました。
結果は驚くべきもので、書き留められた目標をもっていた5%の卒業生たちの形成した資産の合計が残りの95%の卒業生の資産合計を上回るものになっていたのでした。(95人が稼ぐ金額をたった5人で稼いでしまうのと等しい。)
つまり目標を紙に書き出していた学生はそうでない人の20倍もの資産を築き上げる力をつけたというのです。
※「書き留められた目標」をもっている人は全世界の人口の3%未満だといわれています。
深層自己説得をしよう
ただ紙に書いて朝晩読むだけで自分自身の持つ本来の力を取り戻すことができるのです。
「恥ずかしい」なんて言っていられません!むしろ、やらないと損です。
目標を管理するためにも「深層自己説得」を行ってください。
※重要なのは潜在意識に語りかけることです。
ミエナイチカラが僕を今動かしている その気になればいいよ 未来はそんなに暗くない―B’z ミエナイチカラ