時間管理の重要性を理解する

時間管理に必要な考え方を身につける

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意識的な時間管理

時間

計画を立てる前に“時間管理の重要性”をあなたに理解してほしいと思っています。

おそらく多くの人が時間を浪費しているのが現状でしょう。

朝8時から夕方5時まで仕事をしている一般的なサラリーマンは、「起床から出勤までの時間」と「帰宅から就寝までの時間」をどのように過ごしているでしょうか。

1限目と3限目の講義の間に空き時間がある学生は、90分と休憩時間、それに昼休みをどう過ごしているでしょうか。

意識的に“生きている”といえるでしょうか。

ここでいう“生きている”とは生命活動レベルで話しているのとは違います。「明日会社から与えられる仕事」や「次の講義」をただ漫然と待っているだけで、振り返ってみると何をしていたのかわからない、そのような“死に至る病”を患っていないかということです。

意識的に時間を管理することは人生をコントロールすることと等しいと私は思います。

もし今無意識に時間を浪費しているのであれば、あなたはもう少し人生をコントロールできるようになるでしょう。

一定の時間でどう暮らすか?

タイムズスクエア

「一定の収入でどう暮らすか?」と考える人は多いのに「一定の時間でどう暮らすか?」を考える人は少ないと思います。

テレビや雑誌の特集は「一定の収入でどう暮らすか」ばかり目につきます。

ここで重要なのはお金の価値より時間の価値のほうが高いはずなのに多くの人はお金にばかり心を奪われているということです。

どんなにお金持ちになっても1日は24時間しか得られません。

節約すればお金は留めておくことができますが(「時間がない!」と、どんなに言い訳をしても)時間は湯水のように流れていきます。

得意・不得意はあるにしても、時間を有効に使うことができれば多くの問題は解決できるものです。

少なくとも時間は、お金に匹敵する価値をもっているはずです。
「時は金なり」という諺(ことわざ)をあなたも一度は耳にしたことがあると思います。

そこであなたにはまず時間の使い方を見直してほしいと思います。

例えば健康管理に必要な睡眠時間ですが、一般にアスリートは8時間・会社員は7時間必要だといわれています。きちんと取れていますか?または寝すぎていませんか?(※意識的に寝る時間を削っているのであれば、それはそれでよいと私は思います。正解はありません。)

起床から出勤までの(ベッドから身体を剥がすように起きて朝食を食べてパジャマを着替えて顔を洗って歯を磨いて通勤する)時間に何か意識していることはありますか?

帰宅後、テレビをみて夕食を食べてお風呂に入って歯を磨いてベッドに入って眠りにつくまでに今日“一日を生きた”実感はありますか?(ちなみに一日は24時間です。)

もし何か心にグサッとくるものがあったら、その原因を探ってください。

できれば紙に書き出してみてください。

それを改善することができればまた一つ人生が豊かになることでしょう。

計画を練る

次に時間をどのように使っていくか考えていかなければいけません。

そのためには計画をたてることが求められますが、上手い計画のたて方を知らなければ上手く時間を活用することができなくなってしまいます。

ボタンを段違いにかけていたら通常の倍以上着替える時間がかかってしまうのと同じです。

時間管理の重要性に気づくことができたら目標の達成を着実に実現していくために次ページでは「時間管理のマトリックス」についてみていきたいと思います。

「『時は金なり』ではない。時はすべてなのだ!」―ジェームス・スキナー

「人間は有限性と無限性との、時間的なるものと永遠的なるものとの、自由と必然との、綜合である。」―キェルケゴール

「昔から“時は金なり”と言われる。でも、この諺は真理の全てを言い尽くしているわけではない。なぜなら、時は、金よりはるかに貴重なのだから。」―アーノルド・ベネット



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