広告代理店の広告をチェックする目
購買意欲をかきたてる広告デザインの法則

売れる広告の仕掛けをたくみに利用する広告業界

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売れる広告代理店はポップアウト効果を有利に使っている

地下鉄広告を見る人

広告にポップアウト現象を利用するとズバ抜けた効果がみられます。

ポップアウト現象とは飛び出しているかのように知覚される現象のことです。

なぜポップアウト現象が広告にずば抜けた効果を発揮するのかというと人間の脳は視覚から入ってくる情報を重視しているからです。

実は、人間の脳は五感の中でも視覚情報(目から入ってくる情報)にもっとも敏感に反応します。

その視覚情報なかでも脳が好む条件がいくつかあり、ポップアウト現象はその脳が好む条件のうちの一つである新規性(新しく珍しいもの)の代表なのです。

人間がポップアウトした雑誌

有名ファッション雑誌を読んでいるとモデルがフレームから飛び出したような写真が掲載されているのを見かけたことはありませんか?

全てのモデルが枠に収まりきっていたら服の購買意欲は半減することでしょう。

また、インターネットなどで認知度の高いサイトの多くは陰影のついたボタンや画像を使用していると思います。

遠くがピンボケして知覚のものに焦点が当てられた写真を多様しているとは思いませんか?

ネット上で爆発的に売れているスカルプDの画像は光が適度に当てられた商品写真を利用しているため立体的に見えるとおもいます。

文字の向こう側に見える光沢を帯びたブラックの容器を立体的なものであると認識しているのです。

もしあなたの広告に書かれた文字の大きさが全て一定に統一されていたら、強調したい(お客様にとってのメリット)の部分だけでも大きくしてみたり、奥行きを感じさせる写真を挿入したりするべきです。

ポップアウト現象を全く利用していなければ広告は味気ないものになってしまいます。

ポップアウト現象を利用して売り上げに効果的な広告を構築しましょう。

ポップアウト現象の効果的な利用方法

絵を見る男性

適度にポップアウトされた広告は人間の脳に快感をもたらし購買欲求を向上させることができます。

しかし、ポップアウト現象を闇雲に利用しても逆効果を招くこともあることを知っておいて下さい。

ポップアウトは使い方を間違えると脳を疲れさせる原因になってしまうのです。

脳が疲れてしまう広告は文章を読む気にもならず、広告の情報は全て切り捨てられてしまいます。

ちょっと想像してみてください。

雑誌の文字がすべて立体的だったら読む気が失せてしまいますよね?

そこで最後に、以下「ポップアウト現象の効果を最大限に引き出す3つの方法」を参考にポップアウト現象を考えてみてください。

  • ポップアウトの数は1つか2つ
  • 画像のポップアウトはできるだけ左側に配置する
  • 文字によるポップアウトはできるだけ右側に配置する

もし広告代理店に広告を頼んだら、上記の点はチェックしたほうがよいでしょう。



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