マーケティング・コンセプトとは
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マーケティング・コンセプトを考える
ここで、マーケティング・コンセプトという用語をご説明させていただきたいと思います。
マーケティング・コンセプトとは標的市場を見きわめて、顧客が望む満足を競合他社よりも効果的、効率的に供給できるかどうかが、企業目標を達成する鍵となるというマーケティング・マネジメント理論です。―コトラーのマーケティング入門より引用
つまり顧客満足を第一と考える理論です。
世間ではCS(顧客満足)に徹底していると自負する企業が増えてきていますが、実際には販売コンセプトに重きが置かれているケースが少なくありません。【販売コンセプトについてはコチラをご参照ください】
販売コンセプトが「内から外へ」という視点だとすればマーケティング・コンセプトは「外から内へ」という視点です。
しっかりと会社の外のお客さまを意識しなければいけないのです。
アフィリエイトサイトが重要視するべきものとは
【アフィリエイトで陥りやすいSEO対策の落とし穴】のページでお伝えしたように、ただお客さんをSEO対策で増やせばよいというものではありません。
まず、サイトを充実させることが先決です。
アフィリエイターは集客に力を入れる人が多く、躍起になってトラックバックや比リンク集めに注力しがちです。
集客も重要なのですが、そのエネルギーの大半を記事作成にまわしてみてください。
たしかに、ある程度の集客数がなければサイトの改善ポイントもみえてこないかもしれません。
記事作成にあてるエネルギーを増やせば自然とサイト内のページ数は増え、SEO対策にもつながります。
マクドナルドの例
アフィリエイトと関係があるの?と疑問に思われるかもしれませんが、
なぜマクドナルドがこれほどのまでの成長を遂げているのかを例に例えてみてみたいと思います。
ご存知の方も多いとは思いますがマクドナルドが成長し続ける理由の一つに世界最大級の一等地を保有していることもあります。
アフィリエイトでいえばビッグキーワードで検索1位表示させるということです。
これは非常に重要な要素です。
しかし、もしマクドナルドのサービスが粗悪なものだったらどうなるでしょう?
大量に訪れていたお客さんはものすごい勢いで悪い噂を広め、アッという間に全国にライバル飲食店にお客さんを奪われてしまうでしょう。(統計上、ひとりのお客さんが嫌な思いをしたら10人の知り合いにそのことを伝えるといわれています)
だからマクドナルドはマーケティング・コンセプトを発揮しているのです。
世界中の人の味覚に合わせ国ごとにメニューが違います。日本ではテリヤキバーガーやコーンスープがあり、パリではワインやピアノ演奏があり、ローマではパスタサラダが用意されています。
他にも不景気のなか他社にはマネできないような激安商品を提供したり、オーナーをハンバーガー大学で学ばせたりと顧客満足を実現するためにさまざまな努力をしているのです。
あなたのサイトも内容を充実させることに努力していなければ、どんなにSEO対策をがんばってもお客さんはお金を落としてはくれなくなるのです。
(※もしかするとあまりに面白くないサイトを作って、外部サイトへのクリックを促進するという手法を実行する人もいるかもしれませんが(汗))
適度な売込みを
勘違いしないでいただきたいのですが、私はサイトを完成させるまでWEB上にアップロードするなとは言っていません。
どんどんサイトを公開してください。
ただ、内容のともなわない記事を投稿して比リンク集めに注力するよりも、マーケティング・コンセプトを意識して読者に喜んでもらえる記事を毎日ちゃくちゃくと更新するほうが良い結果がともなってくるのです。
サイトを作って間もない頃は全く読者もつかず楽しくないかもしれません。しかし半年、一年とお客さんのことを考え続け、記事が増えるにつれお金が入る仕組みができてくるはずです。