目標発見のための目標

まずは「目標を発見する」目標を持てば良い

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ビジョンを探すための遠回り

目標を探してたそがれる

目標がない人も焦る必要はありません。

まずは「『目標を見つけたい』という意識」を持つことが大事です。

“目標を探そう!”とアンテナを立てるだけで今まで見えていなかったものが見えるようになってきます。

学問のすすめ」を著した福沢諭吉ですら当初何の目的もなく蘭学(医学)を勉強していたと語っています。(※当時は日本国内で外国語といえばオランダ語の医学書を学ぶのが主流でした)

福沢諭吉の目標発見方法

あるとき外国人に会った福沢諭吉は、学んだオランダ語を試そうと話しかけてみたそうです。しかし外国人に諭吉のオランダ語は全く通じなかったといいます。

そこで英語という言葉を知り、その重要性に気付きました。

そのとき今まで何の目的もなく学んでいたオランダ語を解して英語を学ぶことができたそうです。(※当時、英和の本はまだ無かったそうです。)

ここでやっと福沢諭吉にも、「英語を学びたい」という主体的な目標が見つかったといえるでしょう。

そして英語圏の教育・文化を学び、さらに目標は明確なものになっていきます。

結果、日本で教育の大切さを説き、慶応義塾大学の創設につながったのです。(後に彼自身も慶應義塾大学の生徒に「目的をもって勉強すること」の大切さを語っています。)

この福沢諭吉の話からも学べるように、最初はガムシャラに知識を増やすだけでもいいのです。新しいことに挑戦するだけでもいいのです。

私自身もいろんなことに挑戦して色んな人や本に出会い今のビジョンが描けるようになりました。

ただし「『目標を見つけ出す』という意識」を持っていないと目標の発見は遅くなってしまうでしょう。ここでも引き寄せの法則が働いて“あなたの夢”が導き出されることになるのです。

夢や目標は、焦って無理矢理・嫌々作るものでもありません。

いま、あなたの人生に目標がないのであれば、まずは「『目標を発見する』という目標」をもって心の底から達成したいと思える目標を探してみましょう。



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