目標(ミッションステートメント)の書き方

ミッションステートメントを書くときの3ポイントとは

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ミッションステートメントの作り方・書き方

紙に書き出す

ミッションステートメントを作る/書く方法をみていきましょう。

ミッションステートメントは人生の指針になるためおかしな事を捻出してしまうと痛い目にあってしまいます。

例えば手段が目的になってしまっている人をよく見かけます。

本来は心の平安を求めて活動しているはずの熱心な宗教信者の方たちのなかには間違ったミッションを打ち出してしまい、寺院に通うことが目的になり、それがかえって自分を苦しめているケースがあります(ように感じることがあります)。

おそらく彼・彼女らは宗教活動が生活の中心になってしまい他のことが見えなくなっているのではないでしょうか。

ミッションステートメントは人生の方向性を決める重要なものです。

下記のポイントを抑えて目標管理に役立ててください。

最も重要なのは原則中心であること

神様

ミッションステートメントを書く上で最も重要なのは「原則中心であること」です。

原則とは何か(…私にはまだ明確な表現は難しいのですが)ミッションステートメントについて書かれている『7つの習慣』の原則は以下のようなものです。

  • 自己責任の原則
  • 自己リーダーシップの原則
  • 自己管理の原則
  • 人間関係におけるリーダーシップの原則
  • 感情移入のコミュニケーションの原則
  • 創造的な協力の原則
  • バランスの取れた自己再新再生の原則

これだけを読んでも原則についてイメージが沸かないのであればスティーブン・R・コビィー博士の著した『7つの習慣』を読んでください。(※ミッションステートメントについて詳しく書かれています。)

脳全体を活用する

ミッションステートメントは原則中心でなければならないということを理解できたら、次は脳全体を使ってあなたの人生をかけてやっていきたいことを書き出していきましょう。

これには想像力と良心が必要です。

良心に従っていないミッションステートメントを打ち出してしまうと潜在意識が拒否反応を起こすことになるでしょう。

また、心を奮い立たせるようなミッションでなければ目標を管理しきれなくなってしまうことでしょう。(やる気が引き出せないと思います。)

役割と目標を決める

それぞれの腕にLOVEの文字

ミッションステートメントは原則中心なのでP/PCバランスがとれている必要があります。

できることなら想像力をフル活用して日常生活すべての役割についてミッションステートメントを書くようにしましょう。

あなたの周りをとりまく社会は色々な組織・個人が複雑に絡み合って構成されているのです。

前述した宗教活動中心の人のように、一つの組織に依存した考え方では外的な要因に心を乱されたり権力に依存したり被害妄想になったりして、上手に目標を管理しきれなくなってしまう恐れがあります。

マーケティング・マネジメント理念とミッションステートメント

ミッションステートメントはマーケティング・マネジメント理念とそっくりです。

マーケティングを考えるとき「販売手法」や「顧客」、「生産」、「製品」のどれかに企業が依存してしまうとたちまちお客さんを満足させることができなくなってしまうのです。

例えば“ネズミ取り”の製造業者が「ネズミが大量発生している」というニュースをみて、「良いネズミ取りを作れば絶対売れるに違いない!」と考え、多大な資金を投入して改良に改良を重ね超高性能ネズミ取りを完成させたとしましょう。しかしながらおそらくそれだけでは一向に超高性能ネズミ取りは売れません。なぜなら消費者は“ネズミの問題に対するよい解決策”を求めているのであって、それは必ずしも「超高性能ネズミ取り」というわけではないからです。製品とお金ばかりに目がくらみ他のことが見えなくなってしまっているのです。

海外の鉄道会社が次々と航空機やバス、トラック、自動車にシェアを奪われていったのも同様のことがいえます。

ミッションステートメントを作るときは、人生全体を見渡し、広い視野で物事を考える必要があるのです。

時間をかけて考え出そう!

もしあなたが、いまからミッションステートメントを書こうと思っているのであれば焦らず、一度時間を確保しなおしたほうがよいでしょう。

もしくは何度も修正を加える覚悟が必要かもしれません。

一度書き出したミッションステートメントは目標だけでなく人生を支える柱になるため人生の方向性を決める重要なものだという気持ちで作り上げてみてください。



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source credit titles 1.In writing / matsuyuki 2.Libro de los Hechos de los Apostoles 25,13b-21. Obra Padre Cotallo / Jose Antonio Cotallo Lopez 3.To Write Love On Her Arms circa 2007 / jessicalrone

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