面接の基本的な流れとマナー
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面接の基本
面接官は身だしなみや態度、あいさつ、ことばづかい、表情、意欲、時事知識をチェックしています。
質問に対する答えも大事ですがマナーをキチンとできることのほうが優先すべきでしょう
ということで下記の面接の流れと、面接マナーの基本を知っておいてください。
面接前の身だしなみ
出発前に身だしなみを確認しましょう
女性の場合
- スカートが短すぎるのは場違いになります
- ストッキングは大事なときにカギってよく伝染(やぶれる)するものなので予備をもっていてください
- 髪の色は自然な色に染めなおしておきましょう
- 髪の毛が長い人は前に落ちないように後ろでまとめてください
- アクセサリーは腕時計以外ははずしてください
- 靴のヒールは3〜5センチのパンプスが歩くのに安定して、見た目もキレイな印象になるでしょう
男性の場合
- ズボンはきっちりとプレスしておいてください
- 髪型は長髪より短いほうが印象がいいでしょう
- スーツにフケが落ちていたりすると目立ちます。気をつけてください
- 出発前にヒゲは必ずそりましょう
- 鼻毛も出ていたらかっこ悪いですよ
- 靴はピカピカにしておいてください
面接の流れとその時々のマナー
会場へ入る前(もしくは会場へ入ってから)にトイレや鏡があるところで身だしなみの再チェックをしてください
会場へ向かう途中に意外と乱れているものです
髪型が気になるものですが、意外と靴が汚れていたり、靴下が緩んでしまったりしていますので足元もチェックを忘れずに
15分前に会場へ行きましょう
あまりに早すぎると、相手をせかすようになり失礼になる場合があります。喫茶店などで履歴書の読み直しをしたりして時間をつぶしてください。
当然ですが待ち合わせ時間ギリギリに行くのはもっと悪いです。
(社会人になると5分前などといわれますが面接のときは15分前が基本です)
会場へ就いたら受付へ行きましょう
会場へ一歩足を踏み入れたら、すれ違う人には軽く会釈するようにしましょう(会釈の角度は15度といわれています)
受付の人も面接官だと思って気を抜かないようにしてください
景気の悪い時代、受付嬢を特別に雇っている会社は少なくなってきています、もしかしたら面接官が兼用で受付もしているかもしれません
名前の前に3つ、学校名・学部名・学科名を言うことを忘れずに名乗り、今日は何時の面接に来ましたと用件を伝えましょう。
控え室に通されたら
おそらく控え室のようなところに通されて待つことになるでしょう。
タバコをすったり、ガムを噛んだり、携帯電話でゲームをしたりしてはいけません
履歴書の最終チェックなどをして気を抜かずに待ちましょう
名前を呼ばれたらいよいよ面接開始です
ドアの中から直接呼ばれるか、人が呼びに来るかは場所によって違いますが人が呼びに来てくださったら返事くらいはしましょう
ドアの前に立ち2〜3回ノックをして中からの応答を待って入室します
(ノックの回数はあまり気にしなくていいです。海外では2回はトイレノック、そのほかの部屋は3回ノックといわれるそうですが、何回が正しいなどは特に決まってません)
入室するときは「失礼します」といいましょう(もちろん「失礼いたします」でも可)
ドアの開け閉めは両手でやさしくおこない、閉めるときに後ろ手で閉めないようにしてください。
入室したら面接官のほうに行例(お辞儀)をしてください(行例の角度は30度で、頭を下げた時きちんと止まりましょう)
面接官から「こちらへどうぞ」を言われたら「ハイ」と返事をして席まで進みましょう
席までたどり着いたらイスの横でもう一度一礼しましょう(30度の敬礼・行例)
イスの横に立った状態で所属(学校名・学部名・学科名)と名前を名のって「よろしくお願いします」とあいさつしましょう
着席をすすめられるまで座るのは待ちましょう
着席をすすめられたら「失礼します」といって深く腰掛けるように座りましょう。
座るときは片足を引いて相手の方向へ体を向けたまま座ってください
座ったら足を揃えて、背筋をまっすぐ伸ばし背もたれに寄りかからないようにしてください
男性は手を軽く握ってひざの上に、女性は手を揃えてももの上においてください
女性は両膝の間をつけてください
絶対ひじ掛けに肘を置いたり、足を組んだりしないように気をつけてください
座ったら面接の本題が始まります
面接官は複数いるかもしれませんが質問してくる相手の目を見て話してください
上目づかいになったり、あごを上げすぎないように気をつけてください
(人が一番信頼できるのは正面から顔をみるときです。笑顔に関していえば左右対称に笑う人が最も信頼されるといわれています。背筋をのばして正面の顔を見てもらいましょう)
面接が終わったら座ったままお辞儀をして「ありがとうございました」といいましょう(座ったまま30度の敬礼)
お礼をいったあと席を姿勢を崩さないように立ち、ドアに向かいましょう。
ドアの前で面接官のほうへ体を正対させて「失礼しました」といって行例しましょう(行例は30度のお辞儀)(「失礼いたします」でも可)
退出した後は帰るだけですが気を抜かずにすれ違う人に会釈しましょう
受付の人にも「ありがとうございました」というのを忘れないようにしましょう
※もし、面接中に自分が失敗したと思っても笑ってごまかすのではなく、「すみません」などといって謝りましょう
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