内定を辞退するにはどうすればよいの?
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内定後に遭遇する悩み
就職活動をひとまず終えて内定をもらってホッと一息ついている方も、喜ぶ前に“内定”について「契約書の提出」や「内定を辞退する場合の注意点」など理解しておくべきことがいくつかありますのでこのページを読んでください。
内定前の内々定
本来なら内定通知書が届いたら内定が決まったことになります。
しかしながら日本経団連により定められている「新規学卒者の採用・選考に関する倫理憲章」によると正式な内定は10月1日以降になるといわれています。
そこで10月1日以前に出された内定は内々定といわれます。
内々定とはよほどのことがない限りほぼ内定できることです。
この期間中に問題を起こしてしまうと内定を取り消されても文句はいえませんので軽率な振る舞いには十分気をつけましょう。
内定が決まる時期
他の企業を受けてほしくないため試験が終わったら企業はすぐに内定(内々定)を出したがります。
「よほどのことがない限り内定とします」「もう他社をまわる必要はありません」「安心してもらって結構です」など口頭で伝えられるかもしれません。
特に就職活動の開始時期が遅くなっている今、余計にその傾向が強まっていると考えられます。
早いところでは3月下旬に内定の契約書を送ってくる企業もあります。(ただし就職活動の長期化もあり秋以降に内定が出るのも珍しくありませんので焦らなくとも大丈夫です。)
内々定の知らせが届くと誓約書通知書を提出するようにいわれることでしょう。
第一希望の企業なら、提出期限に関わらず、すぐに提出してください。
契約書の提出についての悩み
第二希望や第三希望の会社の内々定をもらったとき、まだ第一希望の会社の結果が出ていない場合誓約通知書の提出に悩むと思います。
提出期限内に返答できない場合、期限を延長してもらえないか企業側に頼んでみましょう。
もし期限の延長が無理なら、第一志望の会社に内定を早めることができないか交渉してみてください。もしかすると試験の日を早めてくれるかもしれません。
それでもダメだった場合は最終手段として誓約書を提出しましょう。(提出後に第一志望の会社の内定が出たら迅速に内定辞退の連絡をしましょう。※これは最終手段です。実行する前に必ず学生支援科の先生に相談してください。10月1日を過ぎていたら、この手段は控えた方がよいでしょう。)
面接が終了した時点で誓約通知書を書くように言われることもあります。もし、第一希望の会社でないのなら一度持ち帰らせてもらえないか聞いてみましょう。(学生支援科や両親に必ず相談してください。)
内定を辞退するときの対処
内定を辞退する場合の対処法をあげておきます。
ただしトラブルを避けるためにも実践前に必ず学生支援科などに相談しましょう。
内定を辞退されることは企業にとって大きな損失になります。
だから本来なら直接会ってお詫びをするのが礼儀です。
まず内定を辞退したい意向を電話で伝え、その後訪ねてお詫びをするのがよいでしょう。
しかしながら「来る必要はない」と言われることも多々あります。
その場合、お詫びの手紙を封書で出しましょう。
手紙の内容は例えばこんな感じです。
もしかすると辞退した会社が取引先になるかもしれません。
電話越しに嫌味をいわれても謙虚な気持ちで対応しましょう。
就職が決まったときだけでなく内定を辞退するときも必ず学生支援科に報告をしましょう。
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