個人面接のポイントと質問例
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個人面接のポイントはズバリ!「あなた」が自分自身をうまく出して会話ができるかどうか
個人面接は基本的にあなた一人に対して一人の面接官、あるいは複数の面接官で行われます。
あなた一人のための時間なので「あなた」のペースで「あなた」を売り込むことができます。
(個人面接を仕掛けてきている企業側も「あなた」を深く知りたがっているということです。)
たいていの場合、一人の面接官が質問をしてきて、質問者以外の面接官はあなたのしぐさや表情をチェックしています
質問してくる面接官に対して会話をするように心がけて、他の面接官は意識しすぎないようにしてください。
ポイント
面接官は「あなたがうまくコミュニケーションがとれる人なのか」をみています。
話をしている人のほうをまっすぐ見て、その人に答えるようにしましょう。
質問の内容はあなた一人に投げかけてくるものになるので「質問しては→無関係の次の内容の質問」というコロコロ話題が変わるものではなく、最初は履歴書の内容について聞かれ、興味をもってもらえた回答にさらに突っ込んで質問されるという「会話」形式で進行されることが多いでしょう。
一次・二次・三次面接と進むほど突っ込まれる内容が深くなると考えておいてください。
「あなた」について質問されるため、あなたは自分自身のことをしっかり理解して表現できるように準備しておきましょう。そうすればスラスラ答えることができるはずです。
自己分析ができていないとうまく答えられないことが出てきますが、誰だってわからないことはありますので、そのときは焦らず正直な意見をいいましょう。
(面接官は会話のキャッチボールがうまくできるかをみているのですから、わからないことは「すみません、わかりません」でもしょうがないのです。)
素の自分をだすためにリラックスしておいて大丈夫です。
ただリラックスしすぎて馴れ馴れしい口調だけは出ないように気をつけましょう。
注意:まず「聞く」ことからコミュニケーションは始まります。話すことばかり集中するのではなく面接官の話をよく聞くことを心がけましょう。
反対の立場からみてみましょう
面接官側の心情は、おそらく「一緒に働いていて職場が円満になるか」と「入社してから仕事を覚える将来性はあるか」の2点が最も重視していることでしょう。
ここでうまく「あなた」を評価できないと採用するわけにはいきません。
マニュアルにある答えばかり言うと「あなた」が出せませんので面接官はあなたを評価することができなくなります。
自分の意見をしっかりと応えられるように心がけましょう。
よくある質問
よく聞かれる一般的な質門は下記のようなものが多いようです。
- 自己PRをしてください
- 学生時代に一番力を入れてきたことはなんですか
- 今までで感動したエピソードはありますか
- これまでの挫折経験を教えてください
- なぜ、この業界、当社を志望しているのですか
- 当社に入社して挑戦したい仕事や目標はなんですか
- 勤務希望地はありますか
- 何か聞いておきたいことはありませんか
最後のような「何か質問はありますか」というのはほとんどの会社で最後に聞かれることになると思います。
そのとき「いいえ、特にありません」と答えても問題はないのですが、企業研究をして何か気になる点を見つけておいて質問しておいたほうが積極性がアピールできるでしょう。
面接時間は15分から20分であることが多いので、それほど多くの質問はないと思います。
質問に対して5つのなぜを用意しておこう
もし不安でしたら聞かれそうな質問に対して「5つのなぜ」を用意しておきましょう。
「5つのなぜ」とは自分自身に対して5回「それはなぜ?」という質問をすることで、より深い内容が搾り出せるというものです。
例えば自己PRの文章を考えた後に「それはなぜ?」を自分に問いただしてみるのです。
その答えに、さらに追い討ちをかけるように「それはなぜ?」を問いただして…というふうに掘り下げていくのです。
掘り下げれるだけ掘り下げたら、面接官の質問に対してスラスラ答えが出せるくらいになっているはずです。
「なぜなぜ5回」や「5つのなぜ」というキーワードで検索したら、関連の話が出てきますが、ちょっとした応用です。面接まで日にちがある方は調べてみてください。
人間の脳は理由を探すのが非常に上手い物です。訓練を積めば予想外の質問にも自然に答えられるようになるでしょう。
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