システムを選び実行に移す
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システムを選びマインドをセットする
様々なシステムがどのように構築されていくのかを知り、ビジネスを成功させるためにどのようにシステムを運用していくのかが見えてくるまで学習を怠ってはいけません。
なぜなら、起業の神様とも呼ばれるマイケル・E・ガーバーも言うように「ビジネスは、創業の基となるアイデアより大きな成果を上げることはない」のですから。
その過程を繰り返す中で将来的にBクワドラントとしてやっていけそうなアイデアが浮かんだらやっとそれを体系化していくことができます。
計画を建てる
まず、計画を建てましょう。
例えば、どのシステムを利用するのか、システムをどのように組み合わせていくのか、いつどのタイミングで起業するのか、どこに店舗や事務所を構えるのか、組織図や仲間はどうしていくのか、何を経営基盤として発展していくのか、1年後どのようになっていたいのか、1年後これまでの行動を分析する手段をどうするのか、出口戦略はどうするのかなど考えることは沢山あります。
優良な企業は成長していくにつれてビジョンが明確になっていくものです。たとえ今、あなたの考えが未熟なものだとしても精一杯の知恵を導入してこれらの質問に答えておきましょう。そして実践や本から学び続けこれらのビジョンをより鮮明なものにしていくことを心しておきましょう。
はじめの一歩を踏み出す勇気を持つ
現時点では最高の、しかしながら大まかな計画ができあがったら次はそれを行動に移しましょう。
行動を起こすことが何よりも重要です。
どんなに優れたアイデアも計画を頭のなかに秘めていたとしても具現化されなければあなたをBクワドラントに導いてくれることはありません。ゼロに他の数字をいくらかけてもゼロにしかならないように一歩踏み出さない限りそのビジネスがこの世に誕生することはないのですから。
もし素晴らしい計画ができあがっているのにも関わらず将来を心配し恐怖や不安に駆られているとしたら、とにかくはじめの一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。
感情は、身体を動かすことで急激に変化させることができます。
ここまで当サイトで紹介している記事を実践してきた方なら理解していただけると思います。
きっと行動をおこす前は疑問を感じたり不安に思ったりしていたことが会員サービスに登録したり資料を取り寄せたり講演会に出席したり本を読んだりするだけで解消されたのではないでしょうか?
とにかく何でもよいので行動をおこさないことには次にやるべきことが見えてこないのです。
ただしもしここまでやってきてBクワドラントになりたいという気持ちが薄れてきているのなら実行に移すことはやめておくべきでしょう。
それでも恐怖の感情に打ち勝つことができたならシステムを構築するためのパーツを一つひとつ作り上げていきましょう。
分析し改善に努める
パーツを作ったりシステムを組み立てたりしていくなかで行動を振り返って改善に努めることも忘れてはいけません。
実は、この改善こそがビジネスを成功させる最も重要なカギになります。(人生を成功させる極意といっても過言ではありません。)
おそらくあなたは失敗するでしょう。
アメリカン・エクスプレスやウォルト・ディスニー、ソニーなど時代を超えて生存しているビジョナリー・カンパニーと呼ばれる大企業たちですら多くは創業当初には苦心を強いられたのですから。
それでも失敗にも屈せず改善を図り続けたおかげで彼らは巨人となったのです。
発明家として有名なトーマス・エジソンは言いました。
「成功するのに最も確実な方法は、常にもう一度だけ試してみることだ」と。
日本だけでなく世界中のいたるところで語られることわざをよく心してください。
「失敗は成功のもと」なのです。
突き詰めて言えば、このことからあなたは失敗を見越して起業するべきなのです。
自分の店を開業するにせよフランチャイズ権を買うにせよ不動産投資をするにせよ株のトレードを始めるにせよ“人生一発逆転”だという幻想を描く人がこの世にどれほど多いことでしょうか?
これは映画や漫画から受けた悪い先入観でしかありません。(「ウォール街」や「カイジ」などに触発されて投資家に憧れを抱いている人は要注意です。)
広告界の巨匠デビッド・オグルビーが太鼓判を押した伝説のコピーライター、ジョン・ケープルズは言いました。
「すべてテストし、すべて疑うこと。個人的意見には感心を持つこと。ただし、一意見に大金を投じる前に、まずお金を少しかけて必ずテストすること」と。
これこそが私があなたに教えられる最も優れたアドバイスになるでしょう。
ここまでお伝えしてきた内容を心して、あなたのシステムを構築していってください。