売れる電子書籍を書くために必要な考え方
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書き始める前にもう一度心の整理を
「さぁ、電子書籍を書こう!」と意気込むところで申し訳ないのですが、出版する前に覚悟しておくこともあります。
考えたくもないことかもしれません、しかし最初から知って始めるべきことです。
耳をふさがず、いや、ネット上なので目を閉じずにしっかり読んでください。
大手出版社から出版される紙の本でも本当に売れる本はほんの一握りです。
電子書籍の業界は紙の本とは違い、売り方はどうすれば売れるのか確立されていません。
人気が出ればバカ売れということもあるかもしれませんが、まったく売れないかもしれません。
そんなこと考えたくもないと初めから思うのではなく、受け入れてください。
野球の一流打者でさえ3割打てればスゴイといわれるのです。
一生懸命練習してその3割を打つ練習をしているのです。
残りの7割はアウトになるのです。
10割り打つぞと意気込んで、1打席打てなかったときしょげ込んでしまうよりも、3割、できれば4割近く打ってやるという気持ちでいるほうが精神的に自分を追い込まなくてすみます。(私自身は10割打つぞという考えはきらいじゃありませんが(汗))
選手は全試合勝つつもりでいますが、リーグ戦で優勝することを考えるときはある程度負けも計算に入れて優勝を目指すものです。
焦らず、しっかりと下地を作って
独りよがりにならず読者の立場に立って書いてください
独りよがりにならないためには、読者に利益をもたらすために、読者の悩みを解決するためにと考え抜くことが大事になってきます。
(表紙作り、題名考案のときにも重視するべき点です)
今まで世になかったような本を書くと売れると思い込んでいる人が多いかもしれませんが、興味をもって読んでくれるがいなければ価値のないものになってしまうでしょう。
電子書籍は紙の本の出版と違い管理するためのコストがほとんどかからないので気長に売り上げをあげることを前提と心得て始めるべきです。
もし、いきなり売れたら万々歳ですけどね。
どんな心構えで筆者・作者は読者にうったえかけているのか、という視点で売れている紙の本を参考にすると、いかに読者のことを考えているかがわかると思います。
「焦らず、じっくり読み手のことを考えて、最初からうまくいかなくてもじっくりと何度も何度もチャレンジする」この心構えを忘れずに取り組んでください。